| 日本児童文学作品研究３ |
| 授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
| 137351 | 児童文学科 | 後期 | 2・3 | 1 | 田中 裕之 |
| 授業の主題（テーマ） |
| 大江健三郎の初期作品を読む |
| 授業の目標（講義概要） |
| ノーベル文学賞を受賞し、いまや世界に誇る日本人作家となった大江健三郎の初期作品には、子どもを主人公にしたものが数々ある。この授業では、それらの作品の中から数編を取り上げ、作品分析を行うことによって、そこで大江が、何を、どのように描こうとしたのかについて見ていきたい。児童文学ではないものの、やはり子どもを主人公としている大江の作品を読むことで、受講者の一人一人が、あらためて児童文学とは何かということを考えてもらえれば、とも思う。 |
| 授業計画 |
| おおよそ次のような流れで進める。 T、イントロダクション U、『飼育』を読む V、『芽むしり仔撃ち』を読む W、『不意の唖』を読む |
| 評価方法 |
| 原則として期末試験の成績によるが出席状況を考慮する場合もある。 |
| テキスト |
| 大江健三郎『死者の奢り・飼育』新潮文庫 大江健三郎『芽むしり仔撃ち』新潮文庫 |
| 備考 |